上棟と鉄骨階段設置

現在工事中の現場で基礎や1階RC部分のコンクリート打ち及び養生が終わり、2,3階木造部分の上棟が行われた。

道路際から建物を見る

道路際には電線が走り、事前に電力会社とやり取りしても移設が不可とのことで、なかなか大変な上棟となった。

半円形状の鉄骨階段

当初、階段は通常の折り返しの階段を予定していたが、打合せの中で建築主要望として、アクセントとなる階段にしたい、とのこと。結局、半円形状の階段になった。なったは良いが、固定の仕方、搬入方法、躯体との取り合い、等、検討すべき内容が想像以上に多かった。だが、検討内容が多く苦労した分、私自身も設計したことがなく、世の中の事例も少ない、珍しい階段となった。シンプルな空間の中でひと際目立つ存在になると思う。

屋根の登り梁

3階リビングの天井は勾配天井のため、登り梁となっている。天井仕上げで隠れてはしまうが、見るからに頑丈そうな登り梁はこの建物の構造強度にきっと寄与してくれるように思えた。

田中洋平 について

大学で建築と法律を学びました。 大学卒業後は木造の戸建住宅やS造・RC造の事務所や福祉施設等の 様々な構造・用途の建築設計に携わりました。 また現在も、日々、建築と法律の勉強を続けています。 建築(モノ)と法律(ヒト)のプロフェッショナルとして 多様な知識・経験・考え方を通して、 依頼主が望み、満足し、価値を感じる、 一歩先の新たな価値観を提案します。
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