ガラススクリーンの施工開始

建築主との打合せでガラススクリーンの話が出たのが約2年前。すごいものができるぞと喜んだかと思えば、人って信じられないと落胆し、捨てる神あれば拾う神ありとはこういうことかと達観したかと思えば、どうにもならないのではと目がさえて寝られない日もあった。そんな紆余曲折を経て、ようやくガラススクリーンの施工が始まった。

250×75×50のレンガ形状のこのガラスブリック。これを積み上げて一つのものにするために施工者、構造設計者、ガラスファサード設計施工会社等、多くの人達の協力を得てきた。前例がほぼないので、試行錯誤で準備を整えてきて、ようやくここまで来たという感じだ。

まだ始まったばかりでいろいろと困難もあるだろうが、安全と確実さをもって施工を進めてもらっている。おそらくこの1,2週間で積み上がるだろうが、設計者が今の段階でできることはほぼなく、あとは祈るのみの状態だが、現場に足を運んでその様子をしっかりと目に焼き付けたいと思う。

田中洋平 について

大学で建築と法律を学びました。 大学卒業後は木造の戸建住宅やS造・RC造の事務所や福祉施設等の 様々な構造・用途の建築設計に携わりました。 また現在も、日々、建築と法律の勉強を続けています。 建築(モノ)と法律(ヒト)のプロフェッショナルとして 多様な知識・経験・考え方を通して、 依頼主が望み、満足し、価値を感じる、 一歩先の新たな価値観を提案します。
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