自分で10年間建築設計事務所を営んできて導き出した仕事の進め方は以下の通りである。
・プレゼン、プロポーザル
1週目:調査・計画(敷地確認、法的制限調査、関連資料の収集、ラフプランの作成)
2週目:作図(revitでの作図、twinmotionでのパース作成、説明文言の内容検討)
3週目:仕上げ(提案内容の再確認、図面レイアウトのチェック)
→提案図面提出
・実際の案件の工程(例-木造2階建て、延床面積40坪、1,2週間に1回ペースの打合せや現場監理)

以下、注意事項
・「基本設計」は打合せ、「実施設計」は設計。両方が完全に終わって初めて着工できるし、その時点で着工すべき
・図面1枚を書くのに検討を含めると1日では終わらない。1日以上かかることを忘れずに
(計画内容は確定している前提で、かつ、毎日作業したとしても図面50枚なら最低でも2カ月はかかる)
・設計中、着工中の3件程度が動いている状況を作る
(案件が増えすぎるとクォリティーが落ちる)
・図面は打ち出して確認すること。設計とは確認すること
・50坪の家と100坪の家では作業手間が異なる。単純に2倍ではない。それ以上である。
工程には余裕をみること。
・新たな価値観を提案したいなら、その価値を理解し協力してもらえる優秀な人を探し出すべき(建築主、構造設計者、設備設計者、施工者、そして、何より自分自身を優秀にさせる)
・特殊な内容は専門業者を探せ(木製サッシ、ガラススクリーン等)
・詳細図は下記の流れで進める
①参考になる本を見ながら手書きで検討、②CAD化、③打ち出した図面に赤入れ、④2と3の繰り返し
・シンプルな建物はRevitltのみで良いが、複雑な建物(壁厚の種類が多い、枠納まりが複雑等)はCADが適している
・建築主を必要としない設計を目指す(自らが建築主となる)