2020 / 長野 / ビジターセンター(プロポーザル案) 県が整備する山エリアと町が整備する里エリアの2か所に それぞれのビジターセンターの計画である。 「ともに生きる」「つなぐ」「変化をもたらす」の共通のコンセプトの元、 独自の役割を担い個性を発揮しつつ、 全体として相乗効果を生み出すことが求められた。 御嶽山は剣ヶ峰を独立峰とする、昔から信仰の対象ともなってきた山である。 そこで、剣ヶ峰への軸線に直交する形で施設を配置して御嶽山と「ともに生きる」ことを表現し、 御嶽山の大きな裾野を2つの施設の共通の敷地と捉え 剣ヶ峰を中心とした同心円上に建物を配置することで 御嶽山と「つなぐ」ことを意図した。 また、軸線、同心円を手掛かりに建物形状をずらすことで 施設の使い方に「変化をもたらす」ように計画した。 |