2019 / 岩手 / 公民館(プロポーザル案) 老朽化した公民館の建て替え計画。 生涯学習の拠点として多種多様なニーズに対応し、 隣接する民族資料館として利用されている、旧上有住小学校との関連性が求められた。 現在の日本は超高齢社会と少子化が進み続けている。 将来的には現在日本の総人口が約1億2000万人からその半分の6000万人程度になるとの試算もある。 また、空き家率も年々増加し、使われなくなった建物も増え続けている。 上有住地区もその例外ではなく、人口が減り続けている。 それらを踏まえると、公民館という用途に縛られずに様々な利用方法に対応することができ、 この地域において長く利用してもらえる建物にする必要がある。 そのため、耐久性や可変性に配慮し、この地区にとって愛着と敬意が持てるような ”みんなの家”のように感じられる建物を提案した。 |