田中洋平建築設計事務所
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WORKS | Crossover Kitago
2018 / 宮崎 / 道の駅(プロポーザル案)
東九州自動車道の日南市への北の玄関口と位置付け、
地域振興・まちづくりの拠点となり、市の活性化にも結び付く
「ふるさとの未来を目指す道の駅」を目指すことが求められた。

日南市の北部に位置する北郷地区は東西を山に挟まれ、
南北に東九州自動車道等の主要道路が貫く場所に位置しています。
日南市を基準に考えた場合、地勢的にこの北郷地区を通って、
日南市の各場所にアクセスすることになります。
よって、この北郷地区に建設を予定している「道の駅北郷」を文化的経済的に強化することが
日南市全体に良い影響をもたらすものと考えられます。
また、日南市の都市計画マスタープランは地域分散型を原則としていますが、
すでに成功を収めている道の駅酒谷、なんごう、及び日南市中心部の
”結節点”としての施設の有り様が望ましいと考えます。
広域的には、熊本・大分・宮崎市-北郷-日南市中心部-道の駅なんごうという南北の軸線、
鹿児島-道の駅酒谷-日南市中心部-海という東西の軸線、
そして、北郷地区内では、東九州自動車道・県道日南高岡線・JR日南線という南北の軸線、
JR北郷駅・市道沖水線とう東西の軸線が存在します。
そして、その南北と東西の軸線は人とモノの流れも表しています。
道の駅北郷の基本コンセプトである「新たな雇用を生み出し、
高齢者の生きがいや防災の拠点となる『地域住民のための道の駅』を目指し、
地域を成長させていく道の駅を実現する。」ためには、この各軸線の活用が不可欠と考えます。
そのため、施設の建築計画において、この軸線をコンセプトにゾーニングを行いました。
木造平屋の4棟の建物を敷地内に軸線上に配置し、
その考え方を建物の内外で徹底することで明快な配置計画、平面計画にしています。
また、駐車場や道の駅の施設、及び既存の建物を含め、隣接する空地を広場とすることで、
それぞれの要素を緩やかに繋いでいくことで各要素の相互作用による活性化を図ります。
そして、これら人とモノの流れを表す各軸線を元に建築計画を行うことで、
道の駅北郷を結節点として交わり、重なり合うことになります。
そうすることで、北郷地区内はもちろんのこと、日南市、
ひいてはそれ以外の県外との交流を促進加速させることができます。